大学3年生がIT系ベンチャーで半年間インターンした結果wwww

 

釣りタイトルです。

 

季節の変わり目と年度の節目を迎えたので

青春のイイ感じの思い出を留めておくと同時に

皆さんにこの最高の経験を伝えたいと思い、筆をとりました。

 

昨年の10月から半年間、あるIT系のベンチャー企業でインターンをさせていただきました。

そこで得た経験は本当に素晴らしくて、今までの人生をひっくり返すようなものでした。

もちろん、まだまだ青い学生がイケイケ系イット企業に魅せられて盲目になっている部分もあるのでしょうが、今の私にとってはとにかく刺激的な日々だったので、ここに残しておきます。

ビバ圧倒的成長の場!!

 

◆きっかけ

インターンを始めたきっかけは、去年の秋頃、Twitterで偶然募集を見かけたことです。そのツイートをRTしていた子には、いつかお礼をしたいです。

もともとウェブサービスを作ってみたいという気持ちがあり、その会社がやっているサービスの名前も知っていたので、なんとなくノリで応募しました。当時はサークルもやっていませんでしたし、就活も後ろ倒しになってちょうど暇だったということもあります。サクっと面接に呼ばれて、人事の方と応募理由ややりたい仕事について話し合いました。

その後、無事に入社が決まり、仕事が始まりました。

※後から、実はなかなかの倍率だったということを聞きました。採用してくれた人事さん、本当にありがとうございました。

 

 

◆やったこと

ポジションについて言うと、エンジニアではありません。IT業界の中でも会社や部署によって呼び方が違うようですが、とりあえず文系の総合職で、営業ではなくサービスの方にいました。

私がやっていた仕事は、サービスの運用と、編集でした。細々したタスクはもっとたくさんあるのですが、メインはこの二つです。

編集業は以前も多少齧っていたのですが、運用は全くの初体験です。そもそも運用って具体的になんなのかもよくわかっていませんでしたが、要するにサービスを見る人に向けてどんどん更新していく、ということのようです。ウェブサービスって、意外と手動の部分が多くて驚きました。

 

 

◆得られたもの

 

1. 同世代の中で"突き抜けてる"ものを身につけられる

ちょっと意識高そうなキーワードですが、ベンチャーで働くと事実としてそうなってしまうんだと思います。

私の場合まず、サービスのターゲット層に関しては同世代の誰よりも詳しくなれた気がします。運用面で何処かの数字を上げるには、効果測定→施策の実行の繰り返しが必須です。その過程で、ターゲットにとって惹きのある話題や名詞を把握することになります。業務時間外に雑誌や他サイトなどを見て研究することもありました。

また、そもそもサービスの運用だとか編集も、同世代で経験している人は少ないと思います。私は仕事が楽しすぎて、量でもどんどんコミットしていたので、PDCAを回した数が半年で1桁か2桁くらい変わったと思います。

 

2. 仕事が楽しい! と思える

今まで飲食、アパレル、教育、販売など多くのアルバイトをしてきましたが、この会社以上に楽しい仕事はありませんでした。

ベンチャーって、社員一人当たりの仕事がどうしても多くなってしまうので、バイトにもかなりの裁量が与えるのです。自分で勝手にアイデアを出したり、やりたいことをやれるというのは、なかなか得られない経験ではないでしょうか。

また、関わらせてもらったサービスが非常に徳が高かったこともあり、その歴史に少しでも参加できたことが名誉だと思えます。

職場環境としても、尊敬できる人が周りにたくさんいるので、会社自体が大好きになります。

 

3. 経営のおもしろさを目の当たりにできる

自分は経営なんてものには絶対に興味を持たないだろうと勝手に決め付けていたのですが、実際に目の当たりにすると、その魔力に取り憑かれてしまいました。

仕事をはじめてしばらくはタスクをこなすことで精一杯でしたが、次第にサービスや会社にもっと貢献したいという気持ちが高まってきます。とはいえ私は営業ではありませんから、お金を使う側の仕事しかできませんでした。社員さんに「お金を産む仕事をやらせてください!」と頼み込んだのはいい思い出です。そして、頼むと任せてもらえるのもベンチャーのいいところです。目の前でものすごい額のお金が動く様は圧巻でした。

また、出せる結果の単位が「円」ではなくても、自分のやっている仕事が、そのまま会社の経営状態に直結しているような感覚がありました。会社の規模が小さいと、大企業と違って、お金の流れがわかりやすいからだと思います。

 

4. 就活で役に立つ

「会社」というものや「働く」ということについて、具体的なイメージを持てているおかげで、社会人との会話がスムーズになったと思います。また、面接でインターンの経験を話すだけでも、だいぶ高評価を頂けます。

 

 

 ◆残ったものと反省?

ここからは、完全に自分語りをします。

そもそもなぜこんなにインターンが楽しかったのかというと、ベンチャー特有の「無限コミット感」がうまい具合に私のコンプレックスを埋めてくれたのだと思います。何が無限かというと、自分に入ってくる仕事量と、それを外に出すときに狙える波の高さです。

自分がやっていることが、何にどんな影響を与えているかが目に見えてわかる。しかも、やろうとすることに上限がない。なんだって目指せる。

飲み会できちんとお酌ができない、盛り上げる会話もできない、なんならサラダの取り分けもできない。そんなコミュ障の私でも、仕事でなら組織に貢献できました。社会の良き歯車になれました。

「自分が人並みにできることは仕事しかない」。そう気付けたことが何よりの財産です。

ベンチャーって沼ですね。一度ハマると、またやりたくなってきます。新卒での就活をどうするかは置いておいて、将来的にまたこういう仕事がしたいな〜と思えてきます。